わたくし、日本に住んでいなくて、よかったと思うことの一つに、印鑑の呪縛から逃げる事ができたことが挙げられます。
印鑑って面倒な上に、契約書に印鑑を押すことで、人生を揺るがしてしまうような大事件が起きてしまったりもするのに、シャチハタってスタンプ見たいな、簡易印鑑でお気軽にポンッて押す場合もありますよね。
全く、契約書において、印鑑が重要って言われても、そんな力を印鑑にもたせていいの？と思ってしまいます。
ワタクシは、印鑑というのは、誰が押したかわからないので、信用にならない物でもあると思うのです...

なんだかんだ印鑑に、いちゃもんをつけたところで、日本における契約書では印鑑様は未だ、お偉いさん。
ちょっとは印鑑の意味を勉強してみましょう。
まずは、「割印」のおべんきょ。
どういう時に割り印を使うかというと、例えば、本契約書が２通ある場合に使います。
乙と甲が同じ内容の契約書各一通ずづ、保管する時に、この契約書２通が本物ですよってことで、割印を押すのです。
押し方は、契約書２枚を重ねて、契約書の上の部分をずらして、印鑑を一回押す時に２枚の契約書にまたがって、印鑑が押せるようにします。
契約書の...

日本の契約書や、公的書類には印鑑が付き物ですよね。
海外に住んでいる日本人である私であっても、日本の公的書類に記入せねばならない時があります。
以前、日本領事館で印鑑がありませんと言ったら、指紋でいいですと、指に朱肉をぐいぐいさせて、指紋を書類にぺったんこしたことがあります。
なんか、指紋を取られるって、ちょこっと、屈辱？というか、嫌な気分になるのは私だけしょうか？
って、普通の人は指紋を取られたりしないので、わからないか。
日本に住む外国人が指紋を取られることに抗議していた気持ちがちょっとわか...